我が家はメインのお客様用玄関とシューズクロークを設けた側の家族用の玄関と動線を二つに分けました。このようにすることでメインのお客様用玄関には靴や物が散らかるのを防ぐことができるのです。またシューズクロークの収納力を充実させることで、メインのお客様用玄関には靴箱や傘立てなどを設置する必要がなくなるので、スッキリと広さを感じられる玄関にすることができるのです。
またシューズクローク側を家族用の玄関にすることで、子ども達が自分の靴を自分で管理する習慣を身に付けることができます。今までは収納力のない靴箱に、靴をぎゅうぎゅう詰めで収納していたため、靴を取り出すことはしてもしまうということはしませんでした。それがオープン棚のシューズクロークにしたことでどこにどの靴があるかが一目で把握でき、子ども達の靴は下段部分の取り出しやすいところに並べることで、自分の靴を取り出し、脱いだ際にはあった場所にしまうという習慣が自然と身に付いたのです。
またシューズクロークから室内へスムーズな動線を確保できたことで、シューズクロークの使いやすさが高まるのです。靴や傘だけでなく、外で使用する物もスッキリと収納できるのはもちろんのこと、室内との動線もスムーズなことで、室内の物もここに収納しておくことができるのです。我が家はこのように動線を二つに分け、シューズクロークの収納力を充実させたことで、メインの玄関は常にきれいで、急なお客様にもしっかり対応できるようになりました。玄関の快適さはストレスなく生活できる大きなポイントだと思います。
切ったり貼ったりリフォーム・改築が大好きなAさんは癒しを生活のテーマにしています。
居間におおきなヤシの木をドーンと置いてジーッと眺め、自己満足しているそんな人です。玄関を見ていて何か思いついたようです。「この下駄箱醜い。」さあ早速建築屋さんに電話をして据付の下駄箱を作ってもらいました。この際お客さんが来たときに癒される玄関にしようと下駄箱の上に水槽を置く事にしましたが物作りが好きなAさんは自作で大水槽を作り下駄箱上に設置しました。
水を入れただけの水槽を見てAさんご満悦。しかし設置当日の夜、ピリピリ、バシャーンという音にあわてて玄関へ行ってみると水槽は割れ玄関は水浸しで下駄箱も壁からはがれて傾いています。すぐ建築屋さんに修理してもらい一安心です。日は経ち祭りに出かけたAさんはまた見つけました、こんな立派な松が超破格、松を買ったAさんは早速建築屋さんに頼み玄関の壁に松専用の台を作ってもらいました。なかなか立派なものです。
毎朝松に声をかけて出勤するAさん、ある朝枝をよく見てみるとなんと一番大きく立派な枝が接着剤でくっついている事に気付きました。おまけにその枝の葉がうっすら茶色になっているのでした。その松は庭の隅に移動しました。
さて癒される家作りとはどんな家を作ればよいのでしょうか?幸せと同じで癒しも人それぞれだと思います。まずは自分の思いを思い通りの形にしようと親身に話しを聞いてくれるよい建築屋さんを見つける事が自分のテーマ通りの家を作る第一歩ではないでしょうか、ちなみに居間の真ん中にドーンと水槽を置いていますが本当に癒されます、お試しあれ。