凹型中庭の空間利用

Posted on 1536 7月 2015 by admin in 家造り

人とは不思議なもので、どんなに便利な生活をしていても、ふっと、自然の光や風や木や花を求めることがあります。住まいというものは、どんなに便利であっても、住み心地がよいわけではなく、どこかに余裕と自然があることが大切です。都会に住むというのは、交通アクセスも良く、様々なサービスを受けることができ、便利を享受することはできますが、やはり、失うものもあります。それを補いながら、生活していくことができるような住まいが、最高に住み心地の良い住まいなのです。

私の友人が住まいを新築したのは、生活しやすい都市部です。しかし、彼女が購入した土地は、南、東、西側は隣家が迫っていて、北側だけが道路に接している北向きです。その道路は人や自動車の通行が多いため、住まい作りのスタートは逆境満載でした。しかし、自分たちの住まいですから、諦めることができません。

工務店さんの提案で、住まいをコの字にして、凹んだ部分に中庭を作ることにしました。その周りに、LDKを作ることにしました。中庭と隣家との境には、目隠し用の格子状のフェンスを設置し、中庭の周囲には、濡れ縁をつくり、その前に植栽を植えました。カクレミノと馬酔木とヒイラギナンテンを植えました。この木の下には、タイマー付きのスポットライトをつけ、濡れ縁に行燈型のガーデンライトを設置しました。北向きの住まいですが、南側に中庭を設けたことで、採光も風通しもよいです。

北向きの玄関なのですが、中庭のおかげで、LDKに入った途端、パーッと目の前が開けます。また、植栽があることで、ほっとします。夜には、濡れ縁に置いた行燈に灯がともり、しっとりとした落ち着きが出てきます。北向きの土地は、ハンディーを持っていますので、周辺の土地の価格よりも少しリーズナブルです。中庭を作ることで、ハンディーは克服することができ、さらに、魅力が増していきました。




admin

コメントは受け付けていません。


最近の投稿




BOOKMARK




タグ


エクステリア キッチン コンセント デザイン デスクコーナー トイレ トステム リビング 不動産 中古住宅 住宅ローン 住宅会社 住宅展示場 健康 勝手口 収納 営業マン 家造り 平屋 建売住宅 建材 掘りごたつ 注文住宅 洗面室 浴室 物件 玄関 長期優良住宅 間取り 震災


アーカイブ