住宅を建てるにはまず土地が必要です。なかなか自分達の希望に沿った土地が見つからず家造りが何年も先延ばしになっているという家庭も少なくありません。それだけに土地を探す手間がかからない建売住宅を魅力に感じる人が多いのです。特に近年の経済不況において、土地を手放そうと考えている人も少ないです。
建売住宅が多い分譲団地では、その分譲地全体が一つの街のようになっているケースもあり、中には学校や病院、銀行にスーパーなどもあり生活するには最適の環境が整っているのです。土地を探す手間がかからないので魅力に感じる人も多いのです。同じ条件の土地に注文住宅を建てると、土地の仲介手数料など余計な費用もかかってくるため2~3割のコストアップになります。
予算の面においても建売住宅を選択する人も多いです。また、建売住宅は規格化された住宅が多いため、建築コストを安く抑えることができるのです。そして開発地などが多いため土地の代金も安く設定されています。また、住宅を購入する際に気になるのがマイホームのイメージです。
しかし、建売住宅の場合は、すでに建物が完成しているので実際の建物を見学することができます。間取りや設備、仕様、デザインとあらかじめチェックできるので住宅購入の大きな判断材料となるのです。確認できるのはこれだけでなく、日当たり状況や外からの騒音、近隣住民の雰囲気なども実際に体験できます。これらも踏まえ住宅購入の判断を行いましょう。建売住宅にも注文住宅にもそれぞれの魅力があるため、自分達に合った手段で住宅を購入しましょう。