私が家事を行う上で一番苦手なことは、たたんだ洗濯物をクローゼットにしまうという作業です。その理由は、子ども達の衣類、夫婦の衣類、下着など収納するクローゼットがバラバラだからです。しまうという行為を行うだけで、住宅内を行ったり来たりしなければならず無駄な動きが多いためつい面倒くさいと感じてしまうのです。
そこで新居ではこの家事への不満を解消するために、生活の中心である一階に家族の衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットを設けました。身支度を行ったり、脱衣所としても利用する洗面室の隣に設けました。クローゼットと洗面室の行き来がしやすくなるように動線も確保しました。タオル類をはじめ、衣類や下着までここ一か所で管理をするようになり、洗面室へとタオルの補充や入浴の事前準備が格段と楽になりました。
洗面室では身支度を行うため、その隣に衣類までそろうことでよりスムーズに身支度が行え、まだ小さな子どもも自分で服を取り出し、洗濯物は洗濯カゴへ入れる習慣が身に付いてきています。全て私が行っていた衣類の管理も自分で行う習慣が身に付いてきたことで軽減していますし、たたむ→しまうという作業が楽に行えることで家事の時短にも繋がっています。ファミリークローゼットは私が一番気に入っている収納スペースなのです。